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2種類の食物繊維 ②水に溶けない食物繊維(不溶性食物繊維)
2018年01月20日
水に溶けない食物繊維。
前回の水に“溶ける”食物繊維に、続いて、今回は“溶けない”方です。食物繊維は、人が消化・吸収できないというのが、最大の特徴なので、カロリーがゼロ、と思われるかもしれません。でも、おなかの中には、食物繊維を消化・吸収する細菌が住んでいて、人はそのおこぼれをもらうので、実は食物繊維にもカロリーがあります。ただし、それは水に溶けるタイプだけ。水に溶けない食物繊維は、この細菌にも消化・吸収されないので、カロリーはゼロです。また、消化・吸収されないということは、そのままウンチの一部として出て行くので、ウンチのカサ、量が増えることになります。
このカサが、快適な排便には結構重要で、食が細くなったり、ダイエットしてると、カサが減って便秘になりやすかったりします。
カラダを素通りするだけなのに、なかなかいい仕事をしている、水に溶けない食物繊維。
あなたの近くにも、知らないうちにいい仕事をしている人が、いるに違いありません。